60年代はじめに活動していた、サーフ・インストグループです。3曲目の「Mr. Moto」はその後いろんなグループがカバーしているのでご存じの方も多いだろう、サーフの定番の一つですね。このバンドの特徴はドラム・サックス・ピアノのギター2本という構成で、ベースがいないこと。だからといって低音がないためにスカスカの迫力のない音ではありません。むしろ、すっきりとまとまった感じさえ受けるのが不思議なところです。もっとも、ベースの穴はリズム・ギターがコード弾きの際に必ずダウンストロークで6弦を鳴らすと言うことで補ってはいます。| 01 Volcanioc Action | 12 Bulldog |
| 02 Ramrod | 13 Movin' & Groovin' |
| 03 Mr. Moto | 14 Runaway |
| 04 Vampire | 15 Ventures' Medley |
| 05 Peter Pistol | 16 Reveille Rock |
| 06 Let's Go Trippin' | 17 Kamikazee |
| 07 Wild One | 18 Little Brown Jug |
| 08 Panic Button | 19 Three Blind Christmas Mice |
| 09 Yep | 20 Volcanic Action (alt. take) |
| 10 Bedlam | 21 Rampage |
| 11 Chiflado | 22 Squirt |
69年、アル・クーパーがプロデューサーとして乗りまくっていた時に出したアルバム。サブタイトルに「Super Session Vol.2」と謳っているように、マイケル・ブルームフィールド、スティーブン・スティルスと組んで出した名アルバムの続編のつもりだったようですね。「Vol. 1」は、おなじくマイケルと組んだ2枚組「Live Adventure(フィルモアの奇蹟)」とともに、「ジャム・セッション」ブームを巻き起こし、当時2つ以上バンドが集まったら、絶対に「ジャムった」ものです。私なんか、ボーカルだから、「はいどうぞ」と、順番を渡されると、仕方がないので「Hound Dog」の歌詞をスローにして、足りない隙間に「ウビデュビ、ウワォ」などと、とてもスキャットなどとは呼べない叫び声をあげていました。そういえば、最近の高校生はそういうことをしないなぁ。どうした?ほとばしるものが足りないのか。俺たちがバカだっただけか(^^ゞ| 01 Burn My Body |
| 02 Double Or Nothing |
| 03 One Room Country Shack |
| 04 Lookin' For A Home |
| 05 12:15 Slow Goonbash Blues |
| 06 Shuggie's Old Time dee-di-lee-di-leet-deet Slide Boogie |
| 07 Shuggie's Shuffle |
「Kooper Session」と同じく、69年に出されたスティーブ・クロッパーのソロ1枚目です。正直言うと、CDショップでこれを見つけるまで、存在は知っていたものの(彼の2枚目のソロ「Playin' My Thang」のライナーに書いてあった)聴いたことがありませんでした。前編、彼のテレキャスをフィーチャーしたインストアルバムです。クレジットはないのですがリズムセクションはMG’sの二人だと思います。これが、現在のジャストなビートとは全然違う、ぶれはあるが実に気持ちのいいリズムであります。これに乗っかって、ホーンセクションが鳴っております。クロッパー氏のギターは基本的には粘っこくフレーズを決めてゆくのですが、その粘っこさ度が曲によって微妙に違うところが味噌ですなあ。R&Bあり、もっとブルーズっぽい演奏あり、4ビートにのったジャージーなプレイあり、濃ゆいながらも濃淡がきっちりしています。特に1曲目の「Crop Dustin'」は69年にしてすでにフュージョンの到来を予感したみたいな都会的な香りがします。| 01 Crop Dustin' | 07 Oh, Pretty Woman |
| 02 Land of 1000 Dances | 08 I'd Rather Drink Muddy Water |
| 03 99 1/2 | 09 The Way I Feel Tonight |
| 04 Boo-Ga-Loo Down Broadway | 10 In the Midnight Hour |
| 05 Funky Broadway | 11 Rattlesnake |
| 06 With a Little Help From My Friends | |
最初から、きっぱりと言い切っておきますが、これはもう買うしかないですよ。2枚組で1750円でした。ザ・バンドのベスト盤はいくつかあるけれど、そんなもの買うならこれを買うことをお勧めしますね。元々のアナログが2枚組だったので、CDの2枚組にも何の違和感もなく、値段が安いことに喜びつつ購入。帰宅して封を破って中身を見てびっくり。アナログの2枚組の分はCD1にそっくり入っていて、CD2はぜーんぶボーナス・トラック。ライナーによると、71年の12月に行われた4日間のライブで演奏された曲はほぼすべて発表されています。私の好きな「Strawberry Wine」だけがはずれているのが残念ですが、とにかく、1枚目「Big Pink」から4枚目「Cahoots」までの主立った曲が収録されました。これは、極論すればザ・バンドはそこまででお仕舞いと考えている僕みたいな人間にとってはすでに必要十分です。さらに、考えようによっては彼らのルーツをたどった作品集「Moondog Matinee」に入ったとしてもおかしくないような「Don't Do It」や「I Don't Want To Hang Up My Rock 'N Roll Shoes」まであるし、さらにはボーナスの後半4曲はディランとのライブで、「Don't Ya Tell Henry」も入っているので、「Basement Tapes」からさらに「Before The Flood」までカバーしてると思ってもかまわん訳で、これはお得度140%くらいあります。| Disc 1 | Disc 2 |
| 01 Introduction | 01 Loving You Is Sweeter Than Ever |
| 02 Don't Do It | 02 I Shall Be Released |
| 03 King Harvest(Has Surely Come) | 03 Up On Cripple Creek |
| 04 Caledonia Mission | 04 The Rumor |
| 05 Get Up Jake | 05 Rockin' Chair |
| 06 The W.S. Walcot Medicine Show | 06 Time To Kill |
| 07 Stage Fright | with Bob Dylan |
| 08 The Night They Drove Old Dexie Down | 07 Down In The Flood |
| 09 Across The Great Divide | 08 When I Paint My Masterpiece |
| 10 This Wheels On Fire | 09 Don't Ya Tell Henry |
| 11 Rag Mama Rag | 10 Like A Rolling Stone |
| 12 The Weight | |
| 13 The Shape I'm In | |
| 14 Unfaithful Servant | |
| 15 Life Is A Carnival | |
| 16 The Genetic Methord | |
| 17 Chest Fever | |
| 18 (I Don't Want To)Hang Up My Rock And Roll Shoes | |
1963年に発表されたPPM3枚目のアルバム。マネージャーが同じだったためか、ディランの曲を取り上げたためか、ライナーがわりにディランがPPMに捧げる詩を書いています。ディランがはじめてソロのポールや、ピーター&マリーを聴いたときの思い出などをつづっているのです。これがまた、字が小さい上に、話し言葉をそのまま綴りにしたもので、読みにくい。至る所に「t」と書いてあって、誤植かと思って読んでゆくと「to」のことだったりします。まあ、そんな事はどうでもよくて、詩なので全部の意味がわかったわけではなく、何度も読み返すほどの気力はないので、適当な事を言ってしまいますが、ディランは確かにPPMを古くから知っていて、彼らの歌が好きだったと言う事は少なくともよくわかります。| 01 Very Last Day | 07 Stewball |
| 02 Hush-A-Bye | 08 All My Trials |
| 03 Long Chain On | 09 Don't Think Twice, It's All Right |
| 04 Rocky Road | 10 Freight Train |
| 05 Tell It On the Mountain | 11 Quit Your Low Down Ways |
| 06 Polly Von | 12 Blowin' In the Wind |
それよりも、ファズをかけた2本のギターがイカして(死語)います。トミー&ビリーのコンビが、ベンチャーズ名義の「2000パウンドビー」でやったことをここで活用し、さらに64年にアバランシェーズの「Ski Surfin'」というアルバムで洗練させているという気がします。余談ですが、このアバランシェーズはトミー、ビリー、ハル、デビッド・ゲイツ、アル・デロリ等の人たちが作ったインストものです。演奏にやや荒いところもある(やっつけ仕事(^^ゞ)ものの、大変素晴らしいインスト・アルバムです。サンデイズドには次にはこれをCD化してくれと、メールを送っておきました(そんなことをしている暇はないはずなんですが)。ここで彼らは「ジングル・ベル」に「What'd I Say」のリフを使うというアイデアを使用して、これが翌年のベンチャーズのクリスマス・アルバムになるわけです。うーん、なんか糸がつながってきた感じ。
余計な方に話がそれてしまいました。どの曲も、車の爆音が今となってはややうるさい感じもしますが、ホット・ロッドだもん仕方がないわなあ。4曲目の「Mr. Eliminator」マイナーの曲で、オルガンをフィーチャー、ハル先生は16分に得意の独特のアクセントつけて(わざわざ、ソロをとらないでも、こういうのを叩いてくれているだけで僕は十分でございます)いて、テルスターや「In Space」アルバムを思い出す曲で、僕は別なアナログ・コンピで聴いて以来大好きな曲です。
ボーナスが10曲も付いているのですが、バックに女性コーラスが付く感じと言い、ギターの音と言い、アル・ケイシーの「Surfin' Hootenany」に大変よく似たサウンドです。こちらもリー・ヘイズルウッドのプロデュースなので、やっぱり似てくるのか?しかし、20曲目は擬似ライブの結構泥臭いサウンドで、粘っこいブルース・ハープと一緒に聴くと、ハル先生のドラムの音にまでいつもの切れ味と違うねちっこさを感じます。このコンピに入ってなかったら、ドラムが彼だとは気が付かなかったと思います。続く21曲目も同じで、こっちのドラムスタイルは、師匠のアール・パーマーみたいな跳ねっぷりをしています。この道も深いものがある(^_^;)
22曲目は、コメディアンでもある(^_-)ハル先生の語りのはいる作品で。「Boh-Doom!」の悪夢を思い出し、頭を抱えてしまいました。 VQファイルはお気に入りの「Mr. Eliminator」でございます。