The Complete Mercury Recordings / Spanky & Our Gang
Hip-O-Select (B0003620-02)
Disc 1
Spanky & Our Gang
01 Lazy Day
02 It Ain't Necessarily Bird Avenue
03 Ya Got Trouble (In River City)
04 Sunday Will Never Be The Same
05 Commercial
06 If You Could Only Be Me
07 Making Every Minute Count
08 5 Definition Of Love
09 Brother, Can You Spare A Dime?
10 Distance
11 Leaving On A Jet Plane
12 Come And Open Your Eyes (Take A Look)
Like To Get To Know You
13 The Swingin' Gate
14 Prescription For The Blues
15 Three Ways From Tomorrow
16 My Bill
17 Sunday Mornin'
18 Echoes (Everybody Talkin')
19 Suzanne
20 Stuperflabbergasted
21 Like To Get To Know You
22 Chick-A-Ding-Ding
23 Stardust
24 Coda (Like To Get To Know You)
Disc 2
Anything You Choose B/W Without Rhyme Or Reason
01 Anything You Choose
02 And She's Mine
03 Yesterday's Rain
04 Hong Kong Blues
05 Nowhere To Go
06 Give A Damn
07 Leopard Skin Phones
08 But Back Then
09 Mecca Flat Blues
10 Without Rhyme Or Reason
11 1-3-5-8 (Pedagogal Round #2)
12 Jane
13 Since You've Gone
Spanky's Great
14 Sunday Will Never Be The Same
15 Makin' Every Minute Count
16 Lazy Day
17 Commercial
18 It Ain't Necessarily Bird Avenue
19 Everybody's Talkin'
20 Sunday Mornin'
21 Like To Get To Know You
22 Give A Damn
23 Three Ways From Tomorrow
24 And She's Mine
25 Yesterday's Rain
Disc 3
Spanky & Our Gang Live
01 Nagasaki
02 Amelia Earhart's Last Fight
03 Waltzing Matilda
04 Brother Can You Spare A Dime
05 Steel Rail Blues
06 Oh Daddy
07 Dirty Old Man
08 The Klan
09 That's What You Get For Lovin' Me
10 Blues My Naughty Sweetie Gives To Me
11 Wasn't It You?
12 You Got Trouble
Previously Unreleased Rarities
13 Crying
14 Chick-A-Ding-Ding
15 Give A Damn
16 Yesterday's Rain
17 Anything You Choose
18 Everybody's Talkin' (Echoes)
19 Give A Damn
Disc 4
The Mono Single Mixes
01 And Your Bird Can Sing
02 Sealed With A Kiss
03 Sunday Will NeverBe The Same
04 Distance
05 Making Every Minute Count
06 If You Could Only Be Me
07 Lazy Day
08 (It Ain't Necessarily)Byrd Avenue
09 Sunday Morning
10 Everybody's Talkin'(Echoes)
11 Like To Get To Know You
12 Three Ways From Tomorrow
13 Give A Damn
14 The Swinging Gate
15 Yesterday's Rain
16 Without Rhyme Or Reason
17 Anything You Choose
18 Mecca Flat Blues
19 And She's Mine
20 Leopard Skin Phones
21 Everybody's Talkin'(Echoes)
以前、スパンキー&アワー・ギャングのCDを紹介したときに書いたことですが、もうあれからずいぶん経つので、もう一度。私に彼らを教えてくれたのは作曲家の「いずみたく」氏でした。私が中学生当時から愛聴していたラジオ番組に「バイタリス・フォークビレッジ」という番組があり、彼がこの番組の進行役を務めていたのです。その中で「想い出の日曜日(Sunday Will Never Be The Same)」や「幸せを数えよう(Makin' Every Minute Count)」などをかけながら、褒めちぎっていました。そして、あんまり素晴らしいので、私も同じようなグループを作るつもりで計画中なんだ。帽子をかぶったスタイルもかっこいい(スパンキーたちはデビュー当時山高帽をかぶることが多かった)ので、これもまねようと思う。と、ラジオ上で堂々とパクリ宣言をしていたのです。もうおわかりかと思いますが、その「まねっこバンド」が後に日本で一世風靡する「ピンキーとキラーズ」だったのです。彼らがデビューしたとき(ラジオでの宣言から半年以上経っていたと思います)、私は「たくさん、やったなあ」と思いました。不快感はまったくありませんでした。ガキだった私にもピンキラはスパギャンに対するオマージュであると言うことが、感じ取れたからです。
さて、私と言えば、ラジオでかけられた数曲に「さぶいぼ」を立たせ、翌日から数日間、学校の食堂を利用すると母に言い、その食堂代、1日100円を3日間貯めて、レコード屋へと走ったのでした。ちなみに、当時欲しいレコードがある時は、よくこの手段を使いました。店頭で、「日曜」にするか「幸せ」にするかを決めかね、レコード屋のおじさんにもう一度両方をB面までかけてもらったりしながら(^^ゞ、ようやく「幸せを数えよう」に決めたのは、こちらの方がより「高揚感」があることとB面の「If You Could Only Be Me」の12絃ギターとその歌詞に胸をときめかせたからでした。
その後シングルを3枚ほど買い、アルバムを買う余裕はないままに、私はスパンキーたちの元を離れていきました。従って、シングルしか聞いたことのない私が彼らに対して持っていた印象は「さわやかで、高揚感のあるフォークロックバンド」と言うものでした。
それからずいぶん時間が経って、彼らのベスト(このコンピDisc 2に収録)を大学時代にカットアウト盤で手に入れたときも、それほど印象は変わりませんでした。「It ain't Necessarily Bird Avenue」や「Give A Damn」も、タイトルに少し驚かされると言うところはありましたが、ベスト盤の流れの中では、やはり「フォーク・ロック」のくくりの中に入ったバンドです。まあ、ヒットシングルを中心に集めているのだから当たり前と言えば当たり前ですが。
その後、私がはじめて中古屋で手に入れたベスト以外のアルバムは「Live」でした。アルバムを手にしたとき、知ってるヒット曲が全然なく、「パチモン」アルバムじゃないかといぶかったものです。そりゃもちろん「ワルチングマチルダ」は知ってますがね…(-_-メ)。しかし、まあ、値段も高くなかった事もあり、とりあえず手に入れて聴いてみてびっくり!ここでのスパンキーとその仲間は全然フォークロックじゃなかったのです。なんと言えばよいのか…、ボードビル・バンドですな。芝居気たっぷりの。しかもスパンキー以外の「その仲間」の連中が大活躍をしている。演奏的にはちょっと雑なところもあるけれど、それを十分補うコーラスだか、コントだかドタバタだか、よくわからない組み合わせ。あー、ライブを見たかったなあー。と言う気持ちにさせる1枚でした。いまだによくわからないのがこの中で歌われる「The Klan」と言う曲。明らかにコーラス・リフで「KKK団に入ろう」と歌っているのだが、こんな歌、歌って良いのか?間の歌詞が十分に聞き取れないのが残念。どなたか、歌詞がわかるぞとおっしゃる方がおられれば、お教え願いたいものです。
その後、ぼちぼちと中古アナログで彼らを手に入れていったわけですが、アルバムを通して聴いてやっとわかったことは、彼らはハーモニーとサイケとエンタテイメントが融合した大変珍しいバンドであること。1枚目の「5 Definition Of Love」はジャケットにも記述があるのですが、「love」と言う単語についてウエブスターの辞書に載っている定義をそのまま歌にしたもの。「Love & Peace」の時代に、こんな洒落た事やってくれるバンドは他にいましたか?「テニスでは0点のこと」とか言うたりなんかしてくれて。「I'd Like To Get To Know You」もアルバムで聴いてはじめてわかる構造を取っている。なんて素敵なパーティ・トーク。シングルカットされたスパンキーの歌よりも、おっちゃん(スマン、これだけほめてるのに、スパンキー以外のメンバーの名前知らない(´。`)の歌の方がよいなぁ。
その他、楽しみ所がいっぱい詰まったボックスセットです。目玉的には初CD化の1枚目のシングル「And Your Bird Can Sing」、「Sealed With A Kiss」と言うことになるのでしょうが、これは駄作。特に前者はビートルズの演奏が完璧なものであるため、手を加えようが、そのままやろうが(スパンキーたちはこのパターン)、絶対に聴き劣りするのは分かり切っているのに、プロデューサーは何をしていたのかと言いたくなる。凡庸なコーラスと凡庸な演奏。「Sealed With A Kiss」も取るところのないつまらないカバーという感じ。これでつぶれてしまわなかった僥倖に感謝したい気分になります。とか何とか言いながら、購入して以来、この「The Mono Single Mixes」を一番かけているのはなぜだろう。やっぱり俺にとってスパンキー&アワー・ギャングはシングル盤バンドと言うことなのだろうか。「三つ子の魂百まで」ということわざを思い出してしまいました。
ヒップ・オー・セレクトのWEBページで米国以外からの購入は出来なくなると言う告知があったのであせって予約購入をしたのですが、なんか、いまだに買えてるみたいです。日本円にすると1万円弱くらいしますが、それだけの価値があることは保証いたします。タイトルに「The Complete Mercury Recordings」と銘打ってあるように、もう全部入っているんですから。ただし、スパンキーはその後、エピックに移籍して、ギャングを入れ替え(オリジナルメンバーは一人残っただけ)、75年に「Changes」というアルバムを出しています。ジャケットに写ったスパンキーはいっそう体格が良くなり女の子ではなくなっています(^^ゞ。アルバムも悪い出来だとは言いませんが、カントリー・ロック調のありふれたサウンドで、さらに致命的なのはスパンキーの声に伸びやかさがなくなっています。その後、ママ・キャス・エリオットの後釜として、ママズ&パパズのメンバーとなり、ライブに出ていたようです。「The Mamas & The Papas-Greatest Hits-Live」というパチモンじみたCDで「Sunday Will Never Be The Same」を聴けたときは、出来はどうあれ(^^ゞ、すごく嬉しく、大儲けした気分になりました。その気分のお裾分けで、ジョン・フィリップスとデニー・ドーハティがハモをつける(もう一人は、ミシェルじゃなくマッケンジー・フィリップスという人)「想い出の日曜日」をお届けしましょう。はぁー、年喰ったなあという感じですが(^^ゞ
さて、私と言えば、ラジオでかけられた数曲に「さぶいぼ」を立たせ、翌日から数日間、学校の食堂を利用すると母に言い、その食堂代、1日100円を3日間貯めて、レコード屋へと走ったのでした。ちなみに、当時欲しいレコードがある時は、よくこの手段を使いました。店頭で、「日曜」にするか「幸せ」にするかを決めかね、レコード屋のおじさんにもう一度両方をB面までかけてもらったりしながら(^^ゞ、ようやく「幸せを数えよう」に決めたのは、こちらの方がより「高揚感」があることとB面の「If You Could Only Be Me」の12絃ギターとその歌詞に胸をときめかせたからでした。
その後シングルを3枚ほど買い、アルバムを買う余裕はないままに、私はスパンキーたちの元を離れていきました。従って、シングルしか聞いたことのない私が彼らに対して持っていた印象は「さわやかで、高揚感のあるフォークロックバンド」と言うものでした。
それからずいぶん時間が経って、彼らのベスト(このコンピDisc 2に収録)を大学時代にカットアウト盤で手に入れたときも、それほど印象は変わりませんでした。「It ain't Necessarily Bird Avenue」や「Give A Damn」も、タイトルに少し驚かされると言うところはありましたが、ベスト盤の流れの中では、やはり「フォーク・ロック」のくくりの中に入ったバンドです。まあ、ヒットシングルを中心に集めているのだから当たり前と言えば当たり前ですが。
その後、私がはじめて中古屋で手に入れたベスト以外のアルバムは「Live」でした。アルバムを手にしたとき、知ってるヒット曲が全然なく、「パチモン」アルバムじゃないかといぶかったものです。そりゃもちろん「ワルチングマチルダ」は知ってますがね…(-_-メ)。しかし、まあ、値段も高くなかった事もあり、とりあえず手に入れて聴いてみてびっくり!ここでのスパンキーとその仲間は全然フォークロックじゃなかったのです。なんと言えばよいのか…、ボードビル・バンドですな。芝居気たっぷりの。しかもスパンキー以外の「その仲間」の連中が大活躍をしている。演奏的にはちょっと雑なところもあるけれど、それを十分補うコーラスだか、コントだかドタバタだか、よくわからない組み合わせ。あー、ライブを見たかったなあー。と言う気持ちにさせる1枚でした。いまだによくわからないのがこの中で歌われる「The Klan」と言う曲。明らかにコーラス・リフで「KKK団に入ろう」と歌っているのだが、こんな歌、歌って良いのか?間の歌詞が十分に聞き取れないのが残念。どなたか、歌詞がわかるぞとおっしゃる方がおられれば、お教え願いたいものです。
その後、ぼちぼちと中古アナログで彼らを手に入れていったわけですが、アルバムを通して聴いてやっとわかったことは、彼らはハーモニーとサイケとエンタテイメントが融合した大変珍しいバンドであること。1枚目の「5 Definition Of Love」はジャケットにも記述があるのですが、「love」と言う単語についてウエブスターの辞書に載っている定義をそのまま歌にしたもの。「Love & Peace」の時代に、こんな洒落た事やってくれるバンドは他にいましたか?「テニスでは0点のこと」とか言うたりなんかしてくれて。「I'd Like To Get To Know You」もアルバムで聴いてはじめてわかる構造を取っている。なんて素敵なパーティ・トーク。シングルカットされたスパンキーの歌よりも、おっちゃん(スマン、これだけほめてるのに、スパンキー以外のメンバーの名前知らない(´。`)の歌の方がよいなぁ。
その他、楽しみ所がいっぱい詰まったボックスセットです。目玉的には初CD化の1枚目のシングル「And Your Bird Can Sing」、「Sealed With A Kiss」と言うことになるのでしょうが、これは駄作。特に前者はビートルズの演奏が完璧なものであるため、手を加えようが、そのままやろうが(スパンキーたちはこのパターン)、絶対に聴き劣りするのは分かり切っているのに、プロデューサーは何をしていたのかと言いたくなる。凡庸なコーラスと凡庸な演奏。「Sealed With A Kiss」も取るところのないつまらないカバーという感じ。これでつぶれてしまわなかった僥倖に感謝したい気分になります。とか何とか言いながら、購入して以来、この「The Mono Single Mixes」を一番かけているのはなぜだろう。やっぱり俺にとってスパンキー&アワー・ギャングはシングル盤バンドと言うことなのだろうか。「三つ子の魂百まで」ということわざを思い出してしまいました。 ヒップ・オー・セレクトのWEBページで米国以外からの購入は出来なくなると言う告知があったのであせって予約購入をしたのですが、なんか、いまだに買えてるみたいです。日本円にすると1万円弱くらいしますが、それだけの価値があることは保証いたします。タイトルに「The Complete Mercury Recordings」と銘打ってあるように、もう全部入っているんですから。ただし、スパンキーはその後、エピックに移籍して、ギャングを入れ替え(オリジナルメンバーは一人残っただけ)、75年に「Changes」というアルバムを出しています。ジャケットに写ったスパンキーはいっそう体格が良くなり女の子ではなくなっています(^^ゞ。アルバムも悪い出来だとは言いませんが、カントリー・ロック調のありふれたサウンドで、さらに致命的なのはスパンキーの声に伸びやかさがなくなっています。その後、ママ・キャス・エリオットの後釜として、ママズ&パパズのメンバーとなり、ライブに出ていたようです。「The Mamas & The Papas-Greatest Hits-Live」というパチモンじみたCDで「Sunday Will Never Be The Same」を聴けたときは、出来はどうあれ(^^ゞ、すごく嬉しく、大儲けした気分になりました。その気分のお裾分けで、ジョン・フィリップスとデニー・ドーハティがハモをつける(もう一人は、ミシェルじゃなくマッケンジー・フィリップスという人)「想い出の日曜日」をお届けしましょう。はぁー、年喰ったなあという感じですが(^^ゞ