In this world I lock out all my worries and my feras in my room, IN MY ROOM!!

Big Dragboats U.S.A. / The Hoenets
Liberty (K22P-238)
Big Dragboats U.S.A. / The Hoenets  1964年にリバティからでた、2枚目のアルバム。80年代にリバティの発売権が東芝からキングへ移ったときにレアな盤が再発されているのだけれど、僕の持っているのはその時の盤です。オリジナルのレコード番号はLRP-3364/LST-7364とのこと。ジャケットに惹かれて、普通にレコード屋で買ったのですが、挿入されている爆音のあまりのうるささに、A面だけ聴いたくらいでレコード棚の肥やしになっていました。それから幾星霜(ちゅうほどの大げさなものではにですが)、大野隊長や鶴岡さんとベンチャーズのことを話しているうち、このアルバムを思いだし、今度は爆音を我慢して、最後まで聴いてみました。すると、そのクオリティの高さに気が付いたというわけです。
 発売時期から見ても、裏ジャケの表記を見ても、当時リバティがT−ボーンズなんかと一緒に、ホット・ロッドでもうけようとしたバンドであることは間違いありません。T−ボーンズは名前の通り車をフィーチャしたわけですが、こちらは1枚目(次回にご提供いたします)ではオートバイ、2枚目であるこのアルバムでは「スーパー・ボート」がテーマとなっています。だから爆音が響くわけですが、この爆音がマジで半端じゃない。モーター・ボートにジェットエンジンみたいなばかでかいエンジンを載っけて水面を疾走するわけですからもう…。ただし、今回MP3にするに当たって、レコード盤からデジタル化したものをコンピュータに取り込み、「Clean 3」というソフトで、スクラッチのイズなどを取るという作業の中で、ソフトはこの爆音もノイズと思ったのか(それは、正しい!)、ある程度除去してくれたみたいで、かなり聞きやすくなっています。まさに怪我の功名。
 さて、中身の話に参りましょう。プロデューサーはジェリー・ケイプハート。作曲はすべてジェリー・コールとなっています。パーソネルは掲載されていません。なかなかアグレッシブなギターで、最初はグレンが弾いてるのかなあと思っていたのですが、ジェリー・コールの出したアルバム(「Surf Age」などを聴いて確認した結果、素直に、作曲者であるジェリー・コールがリードを執っている断定いたします。ドラムは、明らかにハル・ブレイン。しかし、あまり調子はよろしくないようでみんなとあわせるために微妙にタイミングをとりなおしている箇所があります。おそらく、一発取りに近かったんだろうと思われます。リード、ドラムがこの面子となると、ベースはレイ・ポールマンとなるんでしょうが、彼らにはスペースメンというバンド名があるのですが、そんなものはどうでも良かったんでしょうなあ。割り切ってはります(´。`)あと、リズム・ギターは誰なんでしょうね?これがグレンでB面で交代してる?という疑念もあるのですが、ま、わからないことは素直にわからないと申し上げておきます。
 曲としてはジェリーの曲に多いのですが、ギターリフなのか、メロディなのかがよくわからないという曲が多いですが、注目に値すると思うのがB面に並んだ曲。マイナー・コードの進行が多くて、それだけではサーフ&ドラッグの曲によくあることなのですが、微妙にVのつくグループが出した日本向けの曲と似ていると思いません?私が言いたいのはそれ以上でもそれ以下でもありません。こんなバンドもあったんだなあと思っておけば良いだけでしょう。
 このバンドについては、ドイツのATMというレーベルがT−ボーンズ、マーケッツに続いてCD化するとアナウンスしています。しかし、アナウンスするだけでいつまで立っても発売されない。ここから発売されれば、今までの例から言ってもかならず、スティーブン・J・マクパーランド氏がコントラクトシートから、メンバーを発表してくれるので、それまではこのMP3を聴いて待っていましょう。
 次回は、ホーネッツの1枚目をお届けします。こっちはこっちで、また、聴き所があります。乞うご期待≦(._.)≧


<Contents>

Side 1Side 2
01 Roostertail01 Coral Cruiser
02 The Steel Hull02 The Big Drag
03 Turbine Hydro03 Drag Champion
04 Drop Away04 Lake Twister
05 On The Flag05 Trophy Boat
06 Fleetflyer06 Mr. U.S.A.


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