In this world I lock out all my worries and my feras in my room, IN MY ROOM!!

Hi-Fi In Focus / Chet Atkins
RCA Victor (LPM-1577)
Hi-Fi In Focus / Chet Atkins  ここまで、ハル・ブレイン先生おっしゃるところの「レッキング・クルー」関連のギタリストのアルバムをお送りして参りました。それは、それで、まだこれからも続くのですが、今回は少しチェンジ・オブ・ペースということで、チェット・アトキンズ大先生のアルバムを登場させました。ベンチャーズ・ファンなら誰でもその名を知っている「ハイファイ・イン・フォーカス」であります。あの、「急がば廻れ」や「木の葉の子守唄」が含まれているわけです。日本のエレキ・ブームの源流のようなアルバムです。ボブ・ボーグルのフェイバリット・アルバムで、これを自分たちの演奏できるレベルに焼き直したと曰っている、あのアルバムです。ベンチャーズ・ファンなら一度は聴いてみたいと思いませんでした?私、それこそ、中学時代から一度は聴いてみたいと思っていました。CDの時代になってチェット大先生のアルバムがCD化されていったときにも、今か今かと待っていました。ところが、今にいたってもこのアルバムはCD化されていません。実際に音を聞いて頂ければわかりますが、なぜCD化されないのか不思議に思える内容です。最近、私はドン&ボブの言うことは話半分どころか、25分の1くらいにしか聞きませんが、このアルバムが好きという言葉に嘘はないですね(^。^)。良い趣味してるぞ>ボブ。
 このアルバムは彼の1957年リリース。RCA時代、7枚目になるものだそうです。なぜにタイトルが「Hi-Fi」と「In Focus」なのかというと、実はこのアルバムジャケットがRCAとキャノン・カメラの合同企画によるアルバム・カバーコンテストの優勝作品だからなのだそうです。アルバムの裏ジャケットのライナーは、写真関係の文章ばっかりで、チェット大先生についてはほとんど触れられていません。そんなわけで、彼のアルバムの中ではノベルティ的性格を持っているため、「はみご」扱いされているのかもしれません。
 しかし、内容は、さっきも書いたように大変クオリティの高い演奏です。ギター、ウッドベース、ドラムのトリオによる演奏ですが、本当にギターは1本しかないのか?、チェットの指は5本なのか?、腕は2本???と思いたくなるくらい繊細でかつ音数の多いギターに感心してしまいます。また、カントリーっぽさはほとんどなく、ライト・ジャズまたはイージー・リスニング的アプローチになっているのも特徴の1つでしょう。
 私は、ロック小僧であったため、アトキンズ氏については名前くらいしか知らず、演奏を聴くようになったのはこの数年のことです。そして聞けば聞くほど、すごいギタリストだったんだなあと言う気持ちを深めています。カントリーというジャンルを踏みだし、ギターの持つ可能性に挑戦した偉大な人がここにいると言うことです。今の若者達にも伝えて行きたいと思います。それでは、ごゆるりとお楽しみ下さい。


<Contents>

Side 1Side 2
01 El Cumbanchero07 Tiger Rag
02 Ain't Misbehavin'02 Walk, Don't Run
03 Shadow Waltz03 Tara's Theme
04 Anna04 Johnson Rag
05 Yesterdays05 Lullaby Of The Leaves
06 Portuguese Washerwoman06 Bourree
07 Avorada


download link (37.7MB)

back

 
 
 
 
 
 
注)B面6曲目のタイトル、前の「e」にはアクサンがついています。