In this world I lock out all my worries and my feras in my room, IN MY ROOM!!

Doin' The Jerk / The T-Bones
Liberty (LST-7404)
Doin' The Jerk / The T-Bones  T・ボーンズはデイブ・ペルのプロデュースによって、ホット・ロッド・インスト・バンドとして2枚のアルバム、「Boss Drag」「Boss Drag At The Beach」を64年の1月と5月に発売しています。これらの2枚についてはすでにCD化されていて、ここに私のコメントもあります。なかなか素敵なインスト・アルバムなので、そっち方面(サーフ&ドラッグ及びインスト)のファンの方は是非、お聴きになることをお勧めします。
 さて、ここで、ご紹介するのは65年に発表された3枚目のアルバムです。プロデューサーは同じく、デイブ・ペル。前の2枚にはあったアレンジャーとしてのペリー・ボトキンJrの名前は消えています。アルバム・コンセプトは、ダンス音楽に変化しています。ルーターズの所にも書きましたが、西海岸ではサーフ&ドラッグが若者を引きつけているのに対し、サーファーには寂しい都会であるニュー・ヨークでどうやって若者を惹きつけるのか?と考えた末がダンスだったのでしょう。ルーターズが「ポニー」なら、T・ボーンズは「ジャーク」というわけです。
 ただ、前の2枚と比べると、私はエレキインスト・アルバムとしてはイマイチなものを感じています。といっても、これは私が根っからのサーフ&ドラッグ、・ファン、簡単に言うと、ただのエレキ馬鹿なので、そう思えてしまうのかもしれません。サーフ&ドラッグよりもちょっと年上のジャズっぽく、「クール」な演奏を狙っているようです。そう言う視点を持って聴けば、これは結構楽しめるインスト・アルバムであるといえます。
 演奏メンバーについてのクレジットは無いのですが、音を聞けばはっきりとわかります。リード・ギターは主にトミー、所によりグレンか(天気予報みたい(^^ゞ)。ベースはレイ・ポールマンとキャロル・ケイ姉御(1曲目を聴くとリズム・ギターでも参加しているかもしれません)が交代で、ドラムはハル・ブレインと全くいつものメンバーなのです。ということはサックスやキーボードもおそらくいつものスティーブ・ダグラスとレオン・ラッセルと言うことになるのでしょうか。手を変え品を変え、全くよーやるわ、ですね。「Downtown」だけで、この人達は何パターンの演奏をしてることでしょうか(^。^)でも、その「Downtown」のキャロルさんのベースを聴いて、「えーなー」と言っている私も、「よーやるわ」です。
 このアルバムはどうやら完全に忘れられているようで、あの、何でも掲載してあるAMGのサイトでさえ、このアルバムは抜け落ちています。しかし、そんな仕打ちを受けるいわれはないと言うことは、今回お聴きになっていただければ、よくわかるはずです。お楽しみ下さい。
 次回は、同じT・ボーンズで、「何でこのアルバムが未だにCD化されていないのか!!!!」と、大声を出したくなる名盤(この言葉は滅多にはつかわんでよ)「Sippin' 'N Chippin'」です。請うご期待。


<Contents>

Side 1Side 2
01 Bread And Butter01 Tra La La
02 How Sweet It Is02 Sidewalk Jerkin'
03 Feelin' Fine03 Beef Jerky
04 The Jerk04 Can You Jerk Like Me
05 Downtown05 The IN Crown
06 Come On Do The Jerk06 Soda Jerk


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