In this world I lock out all my worries and my feras in my room, IN MY ROOM!!

Outer Limits / Jerry Cole & His Spaceman
Capitol (T 2044)
Outer Limits / Jerry Cole & His Spaceman  ジェリー・コールの演奏はサンデイズドからベストCDが1枚と、アナログで2枚(いずれもベスト盤)が復刻されているので、当初はここに載せるつもりはなかったのですが、輸入権やらCCCDやら音楽産業界がバカばっかりやっているのに業を煮やして、もう、これからはドンドンご紹介することに決めました。
 このアルバムはもう5年ほど前に日本の中古屋で見つけたものです。今でも値札が貼ってあって、1枚3800円!!バカ高いぞ。この時、次回ご紹介する「Surf Age」と同時に買って、ほおーっ。ジェリー・コールってなかなかいけるなあ。とぼんやり思ったのが彼を聴くきっかけになりました。彼の特徴はなんと言ってもきらびやかなギターサウンドにあると思います。別に特に指が早いとかバカテクという感じはしないのですが、音の粒がキラキラと輝いたように私には聞こえます。ベースはレイ・ポールマン、サックスがプラス・ジョンソンキーボードはドン・ランディまたはレイ・ジョンソンと、おなじみのメンバー。惜しむらくは主にドラムを叩くのがドン・デクスターというイマイチの人であること。でも時々はハル先生が叩いています。どこで叩いているのかを探すと楽しみが倍増するので、お探しあれ。
 もう一つ特徴のあるのが、彼のリズムパターンです。私がこれより後になって、すでにここでご紹介した「Honets」を聴いて、これはジェリーじゃないか?と思ったきっかけは彼のリズムと、リフのパターンでした。このアルバムでその特徴が一番聴けるのが「Sukiyaki」です。初めてこれを聴いた時、「こんなのもありなんだー」と感激したことを覚えています。我々日本人が「Sukiyaki」と言われると、あの哀愁を帯びた「上を向いて歩こう」の歌詞が頭を離れず、どうやってもメランコリックなアレンジが自然だと思ってしまいます。実際、ビリー親分がリードを弾いているベンチャーズの「Sukiyaki」もその路線です。しかし、この盤で聴ける「Sukiyaki」は違う。東京風の割り下で食べるスキヤキと、関西の砂糖と醤油のスキヤキ以上に違う。この明るく楽しそうなサックスは何だ?!それに沿って流れる軽やかなリズム・ギター。私は絶品だと思う次第です。
 その他有名曲も数多く演奏されています。そのどれもが素晴らしい演奏とは言えない所がちょいとつらい所ですが、これから徐々にご紹介する彼のアルバムを通して聴いていただくと、彼の持つ「軽さ」の良さがだんだんとおわかりいただけると思います。
 ジェリー氏は今や、ビリー、グレンと並ぶ私のフェイバリット・ギタリストなのです。それではお楽しみ下さいね。


<Contents>

Side 1Side 2
01 Outer Limits01 Midnight Surfer
02 The Strut02 Pokey
03 Wipeout03 Papa-Oom-Mow-Mow
04 One Color Blues04 Point Panic
05 Pipeline05 Tequila
06 Sukiyaki



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