More (theme from Mondo Cane) / Kai Winding Featuring Kenny Burrell
Verve Records (V/V6-8551)
<Contents>
| Side 1 | Side 2 |
| 01 More | 01 Sukiyaki |
| 02 Hero | 02 Soul Surfin' |
| 03 Gravy Waltz | 03 Tube Wail |
| 04 China Nights | 04 Spinner |
| 05 Surf Bird | 05 Hearse Ride |
| 06 Pipline | 06 Comin' Home Baby |
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さて、カイ・ワインディングというのは東海岸で活躍したジャズ・トロンボーン奏者だそうです。そんな人がなぜパイプラインなどやっているのか?金にでも困ったのでしょうか。いずれにしても珍しい東海岸サーフ音楽ではあります。同じ6弦ベースを使っても西海岸とはかなり印象の違う音がします。2曲目の演奏なのですが、少しくぐもったようなサウンドが特徴的かつ印象に残ります。4曲目「China Nights」は「Takeoko」作の日本の曲だと書いてあるのですが、思い当たる人がいません。いたら教えてください。何となくメロディラインが美空ひばりの「真っ赤な太陽」を思い出させます。日本の曲であることは確かでしょう。(その後、ご意見板常連の「ハンドル名再検討中」さんの調べにより、この曲は日本では発売されなかった坂本九の全米上陸第2弾(ビルボード58位まで上昇)だったことがわかりました。)
しかし、ケニー・バレル、立派なジャズ・ギタリストであり、9曲目なんかではなかなかのプレイを聴かせてくれはするものの、ぶっちゃけて言って「テケテケ」はあまり上手くありませんなあ(´。`)これなら日本のアマチュア・ギタリストの方がずっと格好良いぞ。
今回、久々に聴き直してみて、タイトルの「More」をはじめ洗練されて、おしゃれなサウンドはなかなかのものであると再認識しました。返す返すもB面の傷が惜しまれます。このアルバムは結構売れたもののようで、続編が出たりしています。
それから、これはどうでもいいことなのですが、このアルバムをMP3にしているときに、小学校時代「世界残酷物語」を父親に見に連れて行かれたことを不意に思い出しました。いったいなにを考えて父は年端もいかない息子をこんなけったいな映画に連れて行ったのでしょうか。市電の窓から見えた映画の看板が瞼に浮かび、連鎖反応のように、映画のシーンがよみがえって自分でもちょっと驚きました。印象的な映画であったことは確かなようです。
ということで、いつもこのページでお届けしている西海岸サウンドとは少し違った風味をお楽しみ頂ければ幸いです。