Universal Language / Booker T. & The MG's
Asylum Records (P 10318Y)
<Contents>
| Side 1 | Side 2 |
| 01 Sticky Stuff | 01 Last Tango In Memphis |
| 02 Grab Bag | 02 M.G.'s Salsa |
| 03 Space Nuts | 03 Tie Stick |
| 04 Love Wheels | 04 Reincarnation |
| 05 Moto Cross |
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このアルバムは、75年に稀代の豪腕ドラマー、アル・ジャクスンを失った後、あたらしく、ウイリー・ホールをドラムスに迎えて録音されたもので、アルバムにはアルへのデディケーションが書かれています。ウイリー氏はちゃんと叩けるドラマーであることは確かですが、やはり、アルの、「そんなに1個ずつ力を入れてハイハット刻んでどーするんやー、腕はもつのかー」と思ってしまう(そんなこと思うのは私だけでしょうか?)、あのリズムを知っている者には、なんだかきれいにまとまりすぎている気がします。しかし、これは難癖のたぐいでしょう。サウンド的にはものすごく都会的になっていて、クラビネットあり、ボコーダーありとコンテンポラリーな仕上げになっています。クロッパー氏のギターもリズムの刻みがさらりと都会的で、MG’sだと言われなければ気がつかないかもしれません。
実際、私は発売と同時にこのアルバムを買ったものの、あまりの変わりようになじめず、しばらくレコード棚の肥やしにしていました。しかし、80年代に入り、ゆるゆると聴き出すにつれ、違和感なく楽しめるようになりました。現在TVを見ていると、しばしばこのアルバムの曲がBGM(でいいの?)として使用されており、各曲のクオリティは高いと言って差し支えないと思います。
B面トップに「ラスト・タンゴ・イン・メンフィス」なんてのがありますが、このアルバムはすべてLAのクローバー・スタジオで録音されています。長岡秀星を思わせるジャケット(別人の絵ですが)は、私のお気に入りで、しばしば部屋に飾ったりしています。