Nudge It Up A Notch / Steve Cropper & Felix Cavaliere

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・久々の更新

 またもや 間が空いてしまいました。すまないことであります。8月のあたまに3年ぶりに南の島へと家族旅行に出かけておりました。1週間ほど滞在して身も心もリフレッシュして「さあやるぞ!」と元気みなぎって戻ってくると……、親友が他界しておりました。数日がバタバタと過ぎ、また数日を茫然自失していると、たちまちのうちにまた1週間がたっていました。いつまでもこうしてはいられない。来週から仕事も始まるのだしと、気を取り直しての更新であります。しかし、私、大切な友人を突然なくすという経験を、これで3度も持ってしまいました。もう、これっきりにして欲しいものです。

・気を取り直して本題へ

 さて、今回はビッグ・ネーム二人の競演盤です。先月出たばかりの新録であります。購入するときに「昔の名前で出ていますNudge It Up A Notch / Steve Cropper & Felix Cavaliere」状態のだったら、いやだなあ。と心配しつつ購入しました。なぜかというと、フェリックス・カーヴァーリエイレイ(「キャバリエ」と表記されることが多いですが、三省堂固有名詞発音辞典によるとこうなる)のソロ作品はだんだんレベルが下がってきていると言う印象を盛っているからです。前作「Dreams In Motion」は一聴、がっくりと肩を落とす残念な作品でした。

 元々、ラスカルズでは私はエディ・ブリガッティのボーカルの方を好んではいましたが、それは比較をするとと言う意味でのことで、決してフェリックスのボーカルが劣るなどとは思っていませんでした。それどころか、私がラスカルズ(当時はヤング・ラスカルズ)に注目したのはA Girl Like Youのフェリックスのボーカルがきっかけでした。ラスカルズがぐちゃぐちゃとした終わり方をしてしまったあとも、ソロ第一作目「Felix Cavaliere」は、そこそこ以上の出来でしたが、あとはグレードが落ちて行き…。まあ、あんまり昔のことをぐちゃぐちゃ言っててもしかたないので本題へ。

 プロデュースはスティーブ&フェリックスに、ジョン・ティベンと言う人が加わり、曲作りも基本的にこの三人で行っています。演奏はスティーブのリズム&リード・ギター、フェリックスのキーボード&ボーカル。これにベースとドラムとパーカッション、コーラスというロックバンド的構成。これが大正解で、気持ちの良いうねりを生み出しています。フェリックスのボーカルは生き生きのびのびと粘っています。スティーブ・クロッパーのギターはもう数々のバッキングをこなしてきた余裕といえる安定した動き。2曲目なんて、スタックスのR&BのヘビーさとモータウンのR&Bの軽やかさが混ざったような心躍る曲となっております。

 このアルバムが現在の若者に受け入れられることはないのかもしれないけれど、少なくとも五十代のおじさんたちは楽しめること請け合い。ぜひ御一聴を。(このエントリーの終わりの方に、ナニがあり)

1. One of Those Days

 7. Still Be Loving You

2. If It Wasn't for Loving You

 8. Cuttin' It Close

3. Withot You

 9. Make The Time Go Faster

4. Full Moon Tonight

10. Jamaica Delight

5. To Make It Right

11. Inperfect World

6. Impossiible

12. Love Appetite


If It Wasn't for Loving You

・もう一つの告白

 実は、更新が遅れたのには、実はもう一つ理由があります。7月あたりから、あるグループにはまりかけていたのです。南の島で聴き込むうちにそれは確信に変わり、それ以降はヒマさえあれば彼女たちの歌を聴いたりDVD見たりしています。そのグループの名は「かしゆかです。あーちゃんです。ノッチです。三人あわせて、パフュームです。ぃよろしくおねがいしまぁーす」のPerfume。息子と同い年の19歳。

 この三人からは全盛期の森高と同じ「匂い」がする。自分たちはかなりすごい音楽をやっているのだけれども、本人にはその自覚が全くない。と言うか、やっていることがわかっていない。特にPerfumeの場合はプロデューサーが相当すごい。一般には「テクノ・ポップ」と説明されているけれど、60年代70年代のポップスの良いところがいっぱい取り入れられていて、それをそのテクストのままやるのではなくて、テクノやハウスやアシッドのフィルターかけてやっている。「ポリリズム」でブレイクする前のシングルで特に顕著だけれど、どの曲もフックの高揚感が素晴らしいのです。それに三人の踊りも可愛いしね(^。^)。あーちゃんの広島弁の暴走もすごい。森高も熊本弁を平気で歌った珍しいアイドルでした。もう一つ共通点を言うと、両方とも英語の発音が「ドヘタ」。森高はseasonを平気で「シーズン」と歌ったけれど、Perfumeはworldが「ワールドォ」やもんなあ。好感が持てます(^^ゞ

 息子に、「武道館のライブ一緒に行かへんか?」とたずねたら、「お父さん、受験生に向かって、本気でそんなこと言うてるんですすか(なぜか丁寧語)?」と、一蹴された。

 いいんだ、いいんだ。50だろうが、60になろうがオレはミーハーの道を行く。見ててくれ(見たくないだろうけど)あの世にいる三人の親友どもよ!!

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このページは、Shinjiが2008年8月15日 13:30に書いたブログ記事です。

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