・これを取り上げねばね(^。^)
ブライアン久々の新譜であります。すでに様々なところで取り上げられているので、今更私ごときが…とも思うのですが、それではなんのためのブログか!!と自分を奮い立たせるのであります。
前作が悲惨なありさま(それについてのコメントはここ)だったので、正直、、ものすごく不安でした。どれくらい不安だったかというと、復活来日をとげた大阪フェスティバル・ホールの会場に入るくらいの不安です。古くからのビーチ・ボーイズ・ファン、ブライアン・ファンなら理解していただけると思います。
横道にそれるし、すでに私のWEBに書いていることですが、あのライブは生涯2度とないものすごいものでした。会場内が私と同じような心配(ブライアンちゃんとできるのか?おしまいまでもつのか??)と祈り(ブライアンちゃんとやってくれ、おしまいまで頑張れ!!!)に満ちていました。私、あの時はじめて人間には「気」というものが本当にあるんだと思いました。その詳細はここ(^。^)なんか過去のあるかなきかの財産で食っているみたいです(^。^)
・さてその中身は
このアルバム、タイトルになっている「That Lucky Old Sun」以外はブライアンの作。まあ、当たり前ですね。で、そのタイトルチューンは「俺たちがこんなに汗水垂らして働いてるのに、お天道様と来たら、空をうろついてるだけじゃないか」という、レッドネック丸出しの歌。この曲が背景のように基本モチーフとなってそこかしこに出てきます。
新しい曲のレベルは、きちんとブライアン・ウイルソンの書く曲のレベルとなっていて、安心です。絡んでくるコーラスも、ホーンやストリングのアレンジも、ペットサウンズのような、革新的ともいえる奇妙さはないものの充分満足できます。メロディーもキャッチーなラインがいっぱいあります。ビーチ・ボーイズファンならおそらく10人が10人とも喜ぶ「Forever SHe'll Be My Surfer Girl」。欲を言うとこのタイトルを歌い上げるフックのあとにもう一ひねりのフックが欲しかったな。かつてのブライアンならひねり出しただろうか。と言うところか。でもそれは本当に些細な瑕疵(キズ)で、一回聴いただけで、というか聴きながら歌えているというこのメロディ。ファン向けのプレゼンとのようなものです。
あとは、人の好みでしょうが、私は「Oxgen To The Brain」から「Can't Wait Too Long」をはさんで「MIdnight's Another Day」につながっていくところが、「Carl And The Passions-So Tough」を思い出させてくれて、感無量。
・しかし、足りないところ
アルバムの出来がかなり良いために、見えてしまうところがあります。それはこのアルバムがブライアン・ウイルソンのソロアルバムであるという不満です。彼を支えているメンバーは頑張っているのはよくわかります。ブライアンも頑張っています。おそらく彼のソロとしては最高作になっているでしょう。
でも、この部分はマイク・鬼畜・ラブのパートだろう。ここはブルースが歌うところ。「Going Home」のAメロはアルが歌わないでどうする!!先ほど書いたアルバム一番のメドレーはカールの声でぜひお願い。と思わないではいられません。名前書かなかったけれど恨んでくれるな>デニス
死んでしまった二人はしかたがありませんが、生き残っている連中とはなんとか仲直りをして欲しいと、大人の感情を忘れ、子供に返って、心底思ってしまいました。
「もうあんたら全員先は長くないんやから、本当の意味で大人になりぃや。いつまでもAdult Childやってるばあいちゃうで!!」だれか金抜きで、彼らにそういってくれる人はいないのかと考えていると泣いてしまう私でした。
