ご無沙汰のお詫び
毎度、毎度お詫びをばかりを申し上げているような気がします。すまぬことです。とにかくPerfumeが止まりません。今日も朝から大阪ではやっていない彼女たちの深夜番組を某巨大動画サイトでDLし、朝の5時30分から鑑賞し、そのままの勢いで、WOWWOWで放送された5月10日の代々木体育館「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」の録画を2回連続で「ああ、あそこに俺がいるんだ!」とか心で繰り返しながら見。ふと我に返り、今日はブログを更新する決意だったんだと言うことを思い出した有様です。そして、準備を始めても、ふと気がつくと「今年の夏のツアー、何カ所見に行けるかなぁ。愛媛と仙台…」と指を折っている自分に気がつきます。完全に病気です。認めます。認めるので、この幸せをいつまでも続けさせてください。
二人目のトミー
しかし、そんなことばかり言っているわけには行かないので、本題に入ります。前回、トミー・ローをご紹介しましたが、私にはもう一人ひいきのトミー君がおります。それが今回ご紹介するトミー・ジェイムズです。何曲もヒット曲を持っている野で、ご存じの方も多いと思います。
まず、「Hanky Panky」でヒットを飛ばしました。66年のことです。私はもう少し後に、たぶん大橋巨泉のやっていた「Beat Pops」ではじめてこの曲を聴いたと思います。聴いたとき、「なんてくだらない曲なんだ!」と思いました。いまでもその気持ちに変わりはありません。ダラダラと続くブルーズ進行に「My baby does the Hanky Panky」という中学生でも聞き取れる同じ歌詞の繰り返し。ボーカルやる気があるのか?と言いたくなるような投げやりさ。なぜこの曲がヒットするのかさっぱり訳がわかりませんでした。こうして、トミー・ジェイムズとションデルズはくだらないバンドとして私の記憶にとどめられたのです。しかし、この気持ちは数年後にあっさりとひっくり返りました。そう、68年の「Mony Mony」です。聴いたとたんにノックアウトでした。百円札3枚握りしめてレコード屋に走りました。私のブルーアイド・ソウル・ランキングの1位の曲です。いや、それどころか好きなロック・ランキング付けてもたぶんかなり上に入ります。ただし、これはやりだすと泥沼に入るので決してやらないことにしていますが。
「ドドドドドド」とたたみ込み、うねり来るリズム。すっと入り込む気持ちを無理に押さえつけたようなボーカルが、サビ前からもうたまらなくなって「I say yeah!」とうなりだし、コーラスと共に叫び出す。どこをとってもティーンが熱狂する要素を持っています。B面の「1-2-3 And I Fell」も捨てがたい曲でした。そして、この曲を聴いたときに私は思いました。「あっ、これはバブルガムや!かなり熱めのバブルガムや!」たぶん1910 Fruitgum Co.の「1-2-3 Red Light」から連想しただけだと思うのですが、この直感は正しかったんだと思います。その後も彼は時代にあった意匠のバブルガムを展開して行きます。サイケデリック・バブルガムの「Crimson & Clover」、ヒッピー文化・バブルガムの「Crystal Blue Persuasion」。上げるときりがないのでこれくらいにしますが、トミー・ジェイムズはバブルガム・シンガーとして息長く(現在も)活動を続けるのです。
バブルガム・ミュージック
私のサイトに来られている方には誤解や偏見はないと思いますが、私が言う「バブルガム」はけっして蔑称ではありません。確かに、「ロック的観点」から見ると、商業主義で若者狙いだけで、息の長さなどまったく考えていないものかもしれません。しかし、バブルガムは目的を持ってきちんとプロデュースされ、しかも演奏がうまい。演奏が下手なロックは掃いて捨てるほどありますが、演奏の下手なバブルガムは皆無です。そりゃそうです。粗製濫造しないといけないので、一流のセッションマン集めて、パッパッと(今、「パッパッ」と書いて思わず「パフューム」と心で言ってました(´。`)作るんですから、下手なわけがない。
精神性とか求めてはいけないのです。しかし、音楽を楽しむと割り切ればこれほど心地よいものはない。高校の時からそう思ってましたが、人にバカにされそうだし、により自分自身がロックに「何か」を求めていたので、そんなことを口には出来ませんでした。
本日のアルバム
出だしが長くなってしまいました。やっと本題です。このブログが方針変更したときに書いておきましたが、ここではCD化されそうにないが、そう悪くはないよと言うアルバムを紹介して行くので、過度の期待はいけません(^^ゞ
本日のアルバムは70年に発表されたトミー・ジェームズ&ザ・ションデルズの最後のアルバムです。とはい言っても、このバンド、トミー以外に存在感が全くないので、この後ソロとして活動してもあんまり変化はないのです。このアルバムではアーシーというか少し土臭さを感じさせるような演奏になっています。さらに、なにやら「なつかし感」を強調しているようにも聞こえます。出だしと終わりについているラジオとかがそうですね。モンキーズの「DW Washburn」とか同時代にビートルズを意識したのでしょうか。しかし、ちょっと時期がずれているようにも思えます。これは!と思う曲もありませんが、逆にダメダメな曲もありません。まあ、そこが限界だったのか。9曲目の「Moses & Me(モーゼと僕)」がこの後のトミー君を教えています。そう、ソロアルバムでクリスチャン・ミュージックをはじめてしまうのです。でもそれはCD化(ソロ1作目と2作目の2オン1)されているので、ここでは取り上げません。
