洋楽: 2008年7月アーカイブ

 アマゾンの「おすすめ」メールは、ほとんどの場合お節介でうっとうしい、もらってもちっともうれしくないメールです。しかし、過去の購買履歴を保存して、リマインダーとして送ってくれると言う仕組みは、長年なじみの酒屋の御用聞きのように、かゆいところに手が届くサービスになるときもあります。

 今世紀初頭(と書くと大げさか)、2001年にサンデイズドからハワード・ロバーツの60年代のアルバムが2オン1の形でまとめられて出ました。その時に1枚購入し、これが良ければもうちょっと買い足そうと思っていたのですが、その頃は我が家に大問題が発生していて、とても音楽を聴いているどころの話ではなく、ほったらかしていて、随分と時間がたってから聴いてみて、これは残りもそろえたいと思ったときには、もうすでに手に入らない状態になっていました。

 それが、2~3年に1度くらいのペースでアマゾンからこんなの入荷しましたメールが届き、そのたびに注文していると、先日無事に全部がそろったのであります。と言うわけで、順番に紹介して行こうかと存じます。まずは最初に買ったJaunty-Jolly!とGuilty!!の2オン1から。


Jaunty-Jolly! / Howard Roberts Jaunty-Jolly!は67年2,3月の録音。オルガンがデイブ・グルーシン、ドラムがシェリー・マネ、ベースがチャック・ボーグファ、リズム・ギターとしてビル・ピットマンが参加しています。もう一方のGuilty!!は同年9月21日と22日の2日で録音しています。メンツは、オルガンとベースは変わらず。ドラムにジョン・ゲランその他数名のパーカッション、とギターの助っ人が参加しています。Guilty!! / Howard Roberts軽いジャズですが、取り上げている曲をご覧になるとわかるようにポップからロック系の曲が多く、今風に言えばラウンジというくくりに入るサウンドです。肩が凝らず、気軽に楽しめる心地よいサウンドになっています。ロバーツ氏はフル・アコの粘りのある音で、きびきびと演奏しています。彼はトミ・テデスコ、ビリー・ストレンジ、グレン・キャンベル、ジェリー・コールなどと言う我がページでおなじみのギタリストたちと違い、いわゆる「エレキ・アルバム」を出さなかったので、これまであまり注目してこなかったのですが、ハリウッドのスタジオでファースト・コールだっただけはあるという演奏です。「Up Up And Away」のような売れ筋のキャッチーな曲をうまく処理して自分の土俵に持ってきているなあと感じます。デイブ・グルーシンのオルガンがギターをうまく支えて、「クール」な印象を倍増させています。

 クールと言えば、Guilty!!のジャケット、なかなか凝っています。クリックで拡大できると思いますので、ぜひご覧になってください。新聞に見立てたジャケットの丈夫左にある天気予報「本日も明日も、永遠にクール」だそうです(´。`)ひょっとするとジョンのSometime In New York Cityはこのジャケをパクッたのか?

収録曲

Jaunt-Jolly

Guilty!!

I Will Wait For You

Watch What Happens

So Nice (Summer Samba)

Ode To Billie Joe

Winchester Cathedral

Triste

Sing No Blues

Can't Take My Eyes Off You

Theme From "The Sand Pebbles"

The Look Of Love

A Man And A Woman

Yellow Days

Music To Watch Girls By

Walk Tall

All

You And I (Voce E Eu)

If She Walked Into My Life

O Barquinho (Little Boat)

The Face I Love

Wait Until Dark

Mercy, Mercy, Mercy

Up, Up, And Away


Up, Up And Away

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